どうすれば移住者を呼び込めるのか?
佐久市も積極的に取り組んでいる、「移住者誘致」。
興味深い記事があったので紹介します
日経ガバメントテクノロジー
第262回 どうすれば移住者を呼び込めるのか?
https://project.nikkeibp.co.jp/jpgciof/atcl/19/00005/092700061
発見1:フリーランスプロや事業家に注目したい
発見2:移住者は移住者に呼んでもらう(「類は友を呼ぶ」)
発見3:まずは箱モノから――コワーキングスペースとよいホテル、レストラン
発見4:豊かな自然や人情だけでは競争に勝てない――おしゃれなデザイン、きれいな店舗をつくる
発見5:移住者が多い街にはデザイナーが多い
発見6:地域おこし協力隊を定着させよう
発見7:移住者同士のネットワークづくりを支援する
発見8:旧住民との摩擦の回避
発見9:80代の地元民と移住者を引き合わせる
発見10:移住者の子どもたちに地域の楽しさをたっぷり教える
すべての項目が重要なポイントなんですが、特に「発見8:旧住民との摩擦回避」
移住者が地域に溶け込めるかどうかは大事なポイントだ。答えは簡単で「バス停や道路の掃除」「広場の草刈り」などの手伝いをしてもらう。役場の職員はまずそれをやりやすい環境を作ってあげよう。移住者は朝早くからひたすらこれをやる。やがて挨拶からはじまり付き合いが生まれ、野菜を分けてもらうなどの関係になる。
これが最も重要だと感じました。
住んでいる人からしてみると、新しく来た人というのは「どういう人なんだろう?」と不安になるもの(もちろん、お互いに。ではある)。
「郷に入っては郷に従え」
という言葉があるように、まずはその土地の慣習や風習に馴染むこと。
が移住を成功させる重要なポイントですね。
我が家も移住してすぐにPTA役員をしたり、地域行事に出たり、地域へ積極的に関わってきました。
地域の人間関係が薄いと言われるような地域から移住すると「煩わしいな」と感じるかもしれません。
しかし、「幸福の要素」とされている
- 「健康と幸福(身体と精神の両方)」
- 「人間関係」
- 「生きがい」
について考えてみると、地域に関わることは人生の幸福感につながることでもあります。